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ごあいさつ

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日本国際保健医療学会 第36回東日本地方会 大会長

後藤 あや

(福島県立医科大学 総合科学教育研究センター 教授)

 長く続く公衆衛生危機を、福島県は2011年から経験しています。そこに、COVID-19が加わりました。人々の健康と生活が大きく変わる転機が2回あったわけですが、このような事態は福島県で特別なことではなく、日本中、世界中の地域で、常に起こっていることです。大変な中でも何を学び、どう工夫するのかを、日々成長する次世代と共に考えて行動することが大事です。

 この地方会のキーワードは、公衆衛生危機人材育成です。ルワンダの内戦についての基調講演、福島県の原子力災害についての教育講演、コロナ下での国際保健について考えるシンポジウム、そして、国際保健の第一歩のきっかけになるよう対話形式のシンポジウムと学生企画があります。別日に、対面での震災対応と栄養に関する企画も考えていますので、後日ご案内します。

 不慣れな手作りのオンラインのイベントであるため、いろいろ不手際が起こるかもしれませんが、その時はどうぞご理解とご協力をお願いいたします。参加者全員で気軽に楽しめる対話の場の提供を目指します。

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